« 息子一家の帰省 | トップページ | 白山縦走の旅 »

池澤夏樹氏に会う

 先日我が地に池澤さんがお見えになり、2日間にわたりお話しを

うかがうことができました。参加者定員は極めて少なく、4,50名程。

一日目は、小さな喫茶店が会場で、文字通り膝突き合わす感じでと

ても親密な感じでお話しが聞けました。常々彼の作品は誰のものよ

り良く接しているので、直にお話が聞けてとても楽しかったです。

「日本語の未来」というテーマで、日本語と英語の関係についていろ

いろ話されました。経済がグローバル化されるにつれて、言語が英

語に一本化される傾向が生じ、小説も外国語に翻訳されることを前

提に書いたようなものが現れだしたということです。聞いていて村上

春樹を想定してしまいましたが。日本語で表現した諸々の情緒的な

もの言いをたとえば英語でどこまで翻訳可能なのかとちょっと疑問

に思うのですが。また既に捨ててしまったというか、まさに滅びようと

している各地の方言。我々はもっと大切にすべきだと感じ入りました。

二日目は、作曲家の池辺晋一郎氏との対談。これが池辺さんの連発

するジョークでクスクス笑いながら1時間半が過ぎてしまいました。

 上質の会話のなんと楽しいことか。お二人の知性に触れて幸せな

二日間でした。

« 息子一家の帰省 | トップページ | 白山縦走の旅 »

文化・芸術」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1263731/36764193

この記事へのトラックバック一覧です: 池澤夏樹氏に会う:

« 息子一家の帰省 | トップページ | 白山縦走の旅 »